ギリシャリクガメ飼育環境

(個人的見解)

 

屋内(10月〜4月)

ケージは急遽作った、自作の木箱で飼育しています。サイズは80×40です。

現在は、蔵さんのホームページである、「蔵出し」を参考にして製作したケージを使用しています。上の写真がそれになります。

床材にはヤシ殻を利用しています。

現在は腐葉土を使用しています。ヤシ殻で問題はないのですが、まだカメが小さいので、誤飲したことを考えて安全な方を選びました。

ギリシャは乾燥系のリクガメなので、問題ないと思います。
燃えるごみとして捨てれるし、交換もさほど面倒ではないのでこれに行きつきました。

ただ、小さいカメの場合、誤飲した時に排泄できずに死に至るということもありえます。粒は細かいほうが最悪の場合も安心できると思われます。

あとは、腐葉土も良いようです。自分では短い期間しか使ったことありませんが、微生物がイイ感じにわき、自然を再現(?)
できるみたいです。微生物がわくことにより、糞などが効率よく土に戻るのかもしれません。

今は、屋内屋外にも使用できるフロアマットのようなものを使用しています。
コルクシートも試しましたが、糞をした後に洗えないのが難点でした。
これはなんと洗えます!!しかも、ボコボコしているのでカメがすべることもありません。

2月8日現在、フロアマットのようなものの上に、トレイを乗せ、その上に腐葉土を敷いています。
フロアマットで問題はなかったのですが、おしっこを吸収してくれないとなにかと大変なので、腐葉土を敷きました。
トレイは、土の交換が楽なように置いたものです。

今までにもいろいろ試しましたが、赤玉土は、安くていいのですが、粉っぽくなってきて、舞いますし、カメが結構粉まみれになってしまいます。重くて交換が面倒なのでやめました。
新聞紙は、交換は楽で安価ですが、カメが歩いてもリアリティがないというか、平らすぎるのと、見た目がどうも・・・。

こればかりは答えがないと思うのでいろいろ試すのが良いと思います。

紫外線灯には、レプティーグロー8.0を使用しています。これも他社からいろいろでてるのですが、これでも間に合うとは思います。
紫外線を豊富に与えるには、近距離で与えるのが良いとのことです。カメが甲羅を作っるのにカルシウムの吸収を高めるためにビタミンD3が必要になります。ビタミンD3は体内で生成されます。生成するためには絶対に紫外線が必要ですのでしっかりと与えてあげましょう。

バスキングライトにはZOOMEDのバスキングスポットランプ75Wを与えています。温度管理、バスキングのためにライトは必要でしょう。
らいとの下にはレンガを引いて、上下から暖められるようにしています。

シートヒーターは1日中電源を入れています。いつでも暖かい場所にいられるようにしてあげています。

保温球は冬季の夜間の気温が下がりすぎるときに使用しています。噂によると、幼体期のリクガメは温度を下げすぎない方が調子が良いとのことです。

シェルターは、ケージを作った際に余った木材で簡単に作りました。あればある方が良いと思います。
隠れる場所があると、リクガメも安心して休めると思います。

エサ入れは常時置いてあります。自分が起きたらエサを入れてあげています。

水入れは、うちでは使用していません。現地の状況を考えてもいつも水を摂取できるわけないだろってところから来た結論です。
これは種類にもよりますし、飼育者の意見次第なので参考程度にしてください。
水入れを入れない代わりに、レタスなどの野菜で水分を補給させたり、週1回程度で温浴をしています。

 

屋外(5月〜9月)

うちでは、暖かい時期がやってきたら、ベランダに放し飼いにしています。
紫外線量を考えてもやはり、自然の力には勝てません!!

ベランダは簡単に囲って、エサ入れを置いてある程度です。

 

リクガメ飼育の方法には何をとっても賛否両論があると思います。ここで紹介した方法あくまでも一例です。
いろいろと試してみて、一番良いと思った方法を試されるのが良いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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